署名確認画面

署名のお願い

ゲノム編集食品の内容表示を実現するための署名にご協力願います

今、遺伝子(ゲノム)を操作した食品が開発されています。じゃがいもやトマトなどの野菜類を始め、肉、魚、油、小麦、稲など種類は多岐に渡ります。
日本では、「ゲノム編集食品」が安全審査不要、規制なし、表示義務なしで市場に出回ることが決まっています。スーパーでお買い物をした食材や、レストランで食事をした料理にも、知らないうちにゲノム編集食品が混じっている…なんてことが起こりうるのです。

安全性が危険視される「ゲノム編集食品」

世界では、安全面への心配から「ゲノム編集食品」を規制する方向へ進んでいます。何故なら、以下のようなリスクが発生すると考えられているからです。

  • ・健康を脅かすような有害物質(毒)が産生される危険性
  • ・どんなことをしても死なない強い菌(抗生物質耐性菌)が生まれる危険性
  • ・アレルギー(花粉症、アトピー、ぜんそく等)などの免疫反応が出る危険性

私達の肉体は「食べたもの」でできています。
人工的に遺伝子(ゲノム)を操作した食べ物を食べることによって、私達の遺伝子にどのような影響が出るのか、計り知れません。

安全に「食」を選べる社会を目指して

私たちには「食」を選ぶ権利があります。
しかし、表示がされていなければ、選ぶことは不可能なのではないでしょうか?

Organicりっぷるは、健康のための「食」をしっかりと選べるように「ゲノム編集食品の表示義務化」を目的として署名活動をしています。
是非、ここに皆さんの想いを込めて署名をお願いいたします。

[要請事項】

・ゲノム編集技術でつくられた作物等及びこれを原料とする食品について、表示を義務付けること

※2020年12月末に一旦署名活動を締め切ります。ご協力お願い致します。
このページには直接アクセスできません。

【ゲノム編集技術って何?】

遺伝子を自由自在に改変する技術のことを言います。例えば、筋肉の成長を抑制する遺伝子を壊すことで、筋肉量の多い魚や豚などを作ることができます。しかし、狙った以外の遺伝子を壊すこともあり、食の安全を脅かすような有害物質が産生される危険性が問題視されています。

ゲノム編集の仕組み

Q.ゲノム編集で何ができるの?

ゲノム編集は、基本は目的とする遺伝子の働きを壊す技術です。生命体はバランスや調和で成り立っています。体を大きくする遺伝子がある一方で、あまり大きくなり過ぎないように抑制する遺伝子があります。大きくする遺伝子を壊すと、小さいままの動物が誕生しますが、中国ではすでにマイクロ豚がペットとして販売されています。逆に抑制する遺伝子を壊すと、成長が早く肉の多い魚や家畜が誕生します。これもすでに市場化が間近な状態にあります。

私たちはモルモット?!ゲノム操作食品
[出典:私たちはモルモット?!ゲノム操作食品]

【ゲノム編集の現状は?】

安全性の議論がなく、社会的合意もないまま市場へ登場しようとしています。EC(欧州連合)やニュージーランド、中国では、規制が設けられる一方、日本では規制なし・安全性審査なし・表示もなしのまま市場に出回ることになっています。

【危険性はあるの?】

狙った以外の遺伝子を壊すこともあり、それにより食の安全を脅かすような有害物質が産生される危険性があります。また、ゲノム編集ができた細胞とできない細胞を区別するために、クラゲの発光遺伝子や細菌由来の抗生物質耐性遺伝子などを挿入します。抗生物質耐性遺伝子が使われれば、体内で抗生物質耐性菌が出現するなどの問題が起きます。DNAを切断するハサミの役割をする酵素は、黄色ブドウ球菌やA型溶血性連鎖球菌から取り出しています。この食品を食べることで、人間の細胞が抗体を作り、アレルギーなどの免疫反応を起こす危険性があります。

除草剤耐性大豆を食べると腸内細菌が除草剤耐性に

【RNA干渉ジャガイモ】

実際に、ゲノム編集のような遺伝子の働きを壊す技術で作られたジャガイモは以下のような問題が発生しました。

  1. 1.病気に弱くなった
  2. 2.糖尿病&アルツハイマー病&がんなどを引き起こす物質や、神経毒性を持つ物質が増加した
  3. 3.打撲によって変色はしないが、その部分には血管収縮作用のある毒物が生成される

【ゲノム編集で誕生した双子】

中国の賀建奎にてHIVウィルスに感染し難い双子の赤ちゃんを誕生させました。しかし、西ナイルウィルスに感染しやすくなったり、インフルエンザが重症化しやすくなったり、さらには脳の認知機能にも影響があり寿命が短くなる可能性があることが明らかになりました。目的の遺伝子以外も破壊されたことによる現象とみられます。

ゲノム編集で誕生した双子
出典:The Express Tribune(2018/11/26)より

【ゲノム編集を避けるためには?】

ゲノム編集食品に表示を義務付ける運動に取り組むことや、「ゲノム編集食品は食べたくない」という声をひろめること、ゲノム編集食品を扱わない自然食品店の応援、農家と消費者がつながる産直運動に取り組むことが大切です。是非ゲノム編集食品表示の署名をして、私たち消費者の声を国へ届けましょう!

【協力:豊田健康生活センター】